360°の絶景を見に行く!初夏の徳舜瞥山とホロホロ山の縦走記録。[ほっかいどぉおたき!2018夏至号]

大滝区と白老町の境にあるホロホロ山と徳舜瞥山は、胆振地方で1位、2位の高さを誇る山。


標高1322メートルのホロホロ山と1309メートルの徳舜瞥山。 頂上からの眺望は360度のパノラマが楽しめるという。
そこで、夏山シーズン駆け出しの景色を見るため、2つの山を縦走してみることにした。



2018年6月2日(日)、出発は混雑を避けて朝早くに設定。

朝はまだ少し冷え込むが日差しは暖かい。ただ、昼の気温は高くなるため、熱中症を予防するためにも帽子と水分は必ず持っておきたい。

国道453号線から、車通りの少ない脇道を進む。さらに車1台分の細い道に入り、徳舜瞥山麓キャンプ場の横を抜け、林道を約3キロメートル上ると駐車場に到達する(地図参照)。



登山口となる駐車場は標高約700メートルの5合目にあり、頂上との標高差は600メートルほど。さらに登山道も整備されていることから、初心者から中級者までの登山者にぴったりの山だ。
そういうこともあってか、シーズンが本格化すると駐車場は山登りを楽しむ客の車でいっぱいとなる。(確実に車を止めるには、朝方に行くことをお勧めする)
 


6時40分、ここから登山スタート。

登り始めはゴロゴロした石の上を進んでいく。 すぐに「入林箱」と書かれた箱が現れるので、箱の中の用紙に入山時刻を記入しておく。もちろん下山したときも時刻を記入しよう。



  しばらくは大きな石が転がる道が続くが、一つ川を渡ると木と木の間をすり抜ける林道となる。一部林道がわかりづらい部分もあるが、「●合目」と書かれた看板や、ピンクのマーカーをつけている箇所もあるのでよく探してみよう。

6合目以降はやや勾配がきつくなり、岩場をのりこえたり林道を歩いたりを繰り返す。一部雪解け水や雨水が登山道に流れており、滑らないように注意が必要だ。ポールや手袋があると転倒防止になるため、用意しておくと役に立つ。


8合目をこえると、登山道にも雪が残っている状態となる(6月下旬には消える)。この時期なら夏靴でも問題ないが、防雪・防水用のスパッツがあると便利だ。




9合目付近からは、ダケカンバの間を縫うような道が続く。 この辺りから羊蹄山がちらちら見え始めるので、山を登ってきた感覚を味わうことができる。
 



8時25分、徳舜瞥山山頂に到達。

「徳舜瞥山」と書かれた看板が出迎えてくれ、眼下には大滝区の集落が広がる。(この写真のみ別の日に撮影)
天気が良ければ、右手に支笏湖、正面に羊蹄山、左手に洞爺湖やオロフレ山を見ることができる。





頂上には早くも高山植物が顔を出していた。すでにミヤマキンバイなどが咲いており、ミヤマアズマギク、ミヤマオダマキはこれからが見ごろだ。

 

ホロホロ山の向こうには太平洋が見えるはずだが、この日はなんと雲海が出ていた。
8時45分には徳舜瞥山をあとにして、雲海を見るべくホロホロ山へ。

 
ホロホロ山へは、尾根づたいにいったん下る。その途中には、シラネアオイが小さな群生を作っていた。
勢いよく下ってきたものの、最後は大きな岩場を登ることになる。これらを越えれば、頂上まであと少し。



9時20分、ホロホロ山山頂へ到達。

いつの間にか雲が広がり、その間からうっすら日が差し込んでいた。 その光で空は紫色に染まり、山の下は灰色の雲海に満たされて幻想的な雰囲気が広がっていた。(下の写真は2枚を合成。左手に支笏湖、中央に樽前山、右手の雲海の下に白老町)


徳舜瞥山に戻ると、雲海はオロフレ山を駆け上がろうとしていた。この山を境に、気候が大きく異なる様子がよくわかる。(下の写真は4枚を合成。左手の雲海の向こうに太平洋、正面にオロフレ山、右手に大滝区の集落)

「雲海」というご褒美をもらったあと、徳舜瞥山から一気に下山すること約1時間10分、お昼頃に登山口に戻ってきた。

半日のコースだが、2つの山の縦走、360°のパノラマ、雲海、高山植物と楽しめる内容は十分にある。
これから夏に向けて、アウトドアを楽しむ人も多いだろう。その選択肢の一つとして、徳舜瞥山・ホロホロ山登山を入れてみてはいかがだろうか。

☟実際の登山の様子を動画で紹介☟
徳舜瞥山&ホロホロ山縦走(動画)

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