NPO法人だて観光協会

自然のすごさに驚嘆!伊達市大滝区を流れる川が作り出す氷の造形美。[ほっかいどぉおたき!冬至号]

自然のすごさに驚嘆!伊達市大滝区を流れる川が作り出す氷の造形美。[ほっかいどぉおたき!冬至号]

冬は家に閉じこもりがちだが、寒いからこそ見ることができる自然現象もある。

例年12月には根雪となり、大滝区は一面銀世界に覆われる。
日中でも気温は氷点下の真冬日が多く、一度降った雪はなかなか解けない。
大滝区の厳冬期は、-20℃近くまで下がることも珍しくなく、長流川の周辺や三階滝では樹氷やけあらし、ダイヤモンドダストが見られることもある。

 

これから冬本番を迎えるが、大滝区を流れる川が作り出す冬の自然現象をご紹介しよう。

①樹氷(写真は12月上旬に撮影)

気温が―15℃付近まで下がると、長流川から立ち上る水蒸気が凍ることにより、川沿いで樹氷を見ることができる。晴れた日の朝に良く見られ、太陽光に照らされて白く輝く木々と青空のコントラストが美しい。

 

②徳舜瞥川の氷柱(写真は11月下旬に撮影)

徳舜瞥山麓から山間部を通って南下する徳舜瞥川は、深い渓谷を形成している。冬には川に削られた土壌から染み出した地下水が、徐々に凍結して氷柱を形成する。削られた土壌から、下に隠れている緑色の岩盤(緑色凝灰岩)も一緒に見ることができる。(積雪のため、厳冬期は車で行くことができない)

 

③ブルーアイス(写真は2月中旬に撮影)

通常、氷は白く見えるが、それは空気や不純物を含んでいるため。もともと純粋な水や氷は赤色を吸収し、青く見せる性質を持っている。長い時間をかけて氷が凝縮されることで空気が抜け、チリやゴミの少ない状態で凍ると青く見えるようになると言われている。今年の冬は徳舜瞥川沿いの渓谷で確認できた。

 

④大滝ナイアガラの滝の氷瀑(写真は1月下旬に撮影)

夏は滝の水しぶきで涼を誘い、秋は紅葉で彩られる大滝ナイアガラの滝。冬は厳しい冷え込みにより、滝の表面が凍結し青白く変化する。滝周辺は、冬季になると大滝歩くスキーコースの一部となるため、雪をまとった秘瀑に行く道のりは平坦ではない。

 

⑤フロストフラワー(写真は1月中旬に撮影)

大滝歩くスキーコースを流れる小川で散見されるが、気温が―20℃近くまで下がるわずかな期間しか出現しない。流れの緩やかな川や川溜まりに薄く氷が張ると、そこから発生する水蒸気が凍結して形成される。

 

⑥三階滝の氷瀑(写真は1月下旬に撮影)

大滝区の中で、最も知名度の高い観光名所の三階滝。夏や秋は観光客で込み合うが、冬は雪と氷に閉ざされひっそりとしている。水量が多いため「大滝ナイアガラの滝」のように全面結氷しないが、白黒で表現された世界はまるで水墨画のよう。

 

⑦ダイヤモンドダスト(写真は現在挑戦中)
厳冬期、空気中の水蒸気が凍結して氷の粒となり、キラキラ輝くように見える現象。風が無く、晴れて寒い日に見られるが、気象条件がそろわないとなかなか見ることができない。三階滝では、滝による水しぶきが凍結して擬似ダイヤモンドダストを見ることができる。

 

冬ならではの景色はいかがだっただろうか。
大滝区は川に削られた山村であるため、川や地形が織り成すさまざまな自然現象を見ることができる。当然ながら、見るためには防寒対策や雪上を歩く装備は必要となるが、実物は写真よりもっと美しく見えることを付け加えておく。

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